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肝性脳症


犬の肝性脳症は、あまり聞きなれない病名ですが、これは肝臓が大きく関係している病気です。

犬の肝臓も、その働きは人間と全く同じです。

どんなに食事に気をつけていても、知らず知らずのうちに、保存料などの有害物質を体内に取り入れてしまいますね。

【原因】

肝臓は体内に入ってきた有害物質を解毒する働きを持っています。

アンモニアも有害物質の一つですが、肝臓はこのアンモニアもしっかりと解毒してくれているのです。

しかし、肝機能が低下してしまう事で、肝臓でしっかりと解毒されないまま全身に有害物質が行き渡り、最終的には脳にまで達し、脳神経等に影響を及ぼします。

生まれつき肝臓が弱い場合もありますが、これは遺伝が原因となります。

【特徴】

沈黙の臓器とも言われている肝臓は、限界まで我慢する臓器なので、症状が出た時にはかなり進行している場合があります。

【症状】

肝性脳症の症状は、次の通りです。

・多飲多尿。
・食欲不振。
・発育不全。
・動きたがらない。
・マヒを起こすこともある。

【予防・治療方法】

肝性脳症になってしまうと、薬を使ってアンモニアの増加や吸収を抑える内科治療をします。

しかし、この治療法では、完治はせす、気休め程度の延命にしかなりません。

完治を望むのなら、外科手術で血管を修復し、肝臓への血流を助けてあげる方法があります。

しかし、この手術はかなりの高度な技術を要するので、経験のある獣医師を探しましょう。

この病気はあまり発症率自体は高くありませんが、血液検査で簡単に調べられるようになってきています。

定期的な健康診断(血液検査)をすると、予防にもつながると思います。

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