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皮膚組織球腫

 

皮膚組織球腫は皮膚にできる良性腫瘍です。

 

良性腫瘍なので、それほど心配をする必要はありません。

 

【原因】

 

皮膚組織球腫の原因については、はっきりとしたものが解明されていません。

 

【特徴】

 

皮膚組織球腫は、犬だけがかかる病気です。

 

犬特有の病気で、他の動物には発症しません。

 

1〜2歳くらいの若い犬に多く見られる病気です。

 

頭や顔、足など体のどの部位でも起こります。

 

特に耳にできることが多く、リンパ球のような腫瘍ができますが、自然消滅します。

 

腫瘍の大きさは直径約2.5cm以下のことが多いと言われています。

 

腫瘍の形はボタン状やドーム状をしています。

 

足に腫瘍ができると舐めてしまう傾向にあり、潰瘍化する場合もあります。

 

ダックスフントやボクサー、コッカースパニエル、シェットランドシープドックといった純血種に多いと言われています。

 

【症状】

 

皮膚組織球腫の主な症状は、次の通りです。

 

・耳にリンパ球のような腫瘍ができる。
・首、頭、手足にもできることがある。
・1センチほどに腫れあがるが、時間の経過とともに自然消滅する。

 

【予防・治療方法】

 

多くの場合は、耳に腫瘍ができるのですが、悪性の腫瘍ではないため、特に切除などの外科的処置をしなくても、自然消滅してしまいます。

 

ごく稀に皮膚組織球腫ではない腫瘍の可能性もあるので、この場合は組織を検査するために、外科手術で腫瘍を切除することもあります。

 

大抵の場合は、自然消滅していきますが、できる部位によっては、外科手術で切除を行う事もあります。

 

この場合、再発する可能性も高いので、皮膚組織球腫になった場合には、術後の経過も見守ることが大切です。

 

予防法に関してですが、皮膚組織球腫ができやすいと言われている、耳、手足、頭、首などを注意深くチェックをして、少しでも異常があった時には、すぐに動物病院で診察を受け適切な治療をしてあげることが大切です。