犬のしつけ・飼育方法・病気・疑問|日本一詳しい犬専門サイト

分離不安症

 

分離不安症は、飼い主さんがいなくなると不安な状態が続き、パニックを起こして様々な問題行動を引き起こす心の病です。

 

甘えんぼのワンちゃんは分離不安症になる可能性があります。

 

【原因】

 

犬が飼い主と密着した生活をしていると、飼い主が外出している時などに、飼い主の姿が見えないことを不安に思い、長時間吠え続けたり、物を破壊するといった問題行動を起こすようになります。

 

ほとんどの場合は、飼い主の犬との接し方に問題があるようです。

 

飼い主さんが犬を甘やかしすぎたり、かまいすぎたりすると分離不安症になる可能性があります。

 

保護犬などで飼い主さんが度々変わることも原因となります。

 

その他、雷や地震、引っ越し、騒音、社会化不足などの環境要因もあります。

 

【特徴】

 

一人になることに不安を覚えて、問題行動を起こします。

 

不安になるストレスから足を噛んだり、しきりに舐めたりして皮膚炎を起こすこともあります。

 

【症状】

 

分離不安症の主な症状は、次の通りです。

 

・長時間吠え続ける。
・室内のものを破壊する。
・不安で震える。
・トイレ以外の場所での排泄をする。
・落ち着きが無くなる。
・飼い主さんの後追い。
・ハウスへ入るのを拒む。
・食糞する。
・食欲不振
・下痢
・嘔吐

 

 

【予防・治療方法】

 

動物病院での治療法は、抗うつ剤や精神安定剤などを使い、気持ちを落ち着かせてリラックスさせていきます。

 

仔犬の頃から飼い主さんにべったりで密着した生活をしていると飼い主がいない時に、どうしようもなく不安になり、問題行動を起こしてしまいます。

 

ある意味、飼い主さんの育て方に問題があるのかもしれません。

 

犬は家族を群れとみなして行動していくので、犬の習性をよく理解して、犬と接していくことが犬の分離不安症の予防にもつながるのではないかと思います。

 

仔犬の時から一人の時間を作り、孤独に慣れさせておくことも大切ですね。

 

犬の分離不安症は心の病気ですから、すぐには解決しません。

 

飼い主と離れる時間を少しずつ作っていき、接し方も変えていくことで時間をかけて少しずつ解決していくことが大切です。

 

夢中になれるおもちゃや飼い主さんの匂いの付いたタオルを与えたりするのも効果があります。

 

犬は孤独が苦手なので、孤独からくる不安感を与えないようにしましょう。

 

分離不安の程度は、ワンちゃんによって様々です。

 

留守番に慣れさせるには根気が必要となる場合があります。

 

留守中に問題行動を起こしても叱るなどの罰を与えないようにしましょう。

 

犬の不安をさらに大きくするので逆効果です。